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平積み大作戦

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2013年8月 4日 (日)

注文の多い料理店

 

830070

 

二人の若い紳士(しんし)が、すっかりイギリスの兵隊のかたちをして、ぴかぴかする鉄砲(てっぽう)をかついで、白熊(しろくま)のような犬を二疋(ひき)つれて、だいぶ山奥(やまおく)の、木の葉のかさかさしたとこを、こんなことを云(い)いながら、あるいておりました。

 

 

近くの図書館で借りてきました。

そう、宮沢賢治の”注文の多い料理店”のCDブックです。

 

 

西洋料理店

WILDCAT HOUSE

山猫軒

 

 

図書館といっても、公民館とくっついたような小さなもので、先日の参院選の投票会場にもなるところなのです。

わたしは図書館なんぞほとんど利用しないのですが、先日の選挙の帰りに立ち寄って、なんだか利用したくなったというわけです。

 

 

するとすぐその前に次の戸がありました。

 

「料理はもうすぐできます。  十五分とお待たせはいたしません。  すぐたべられます。  早くあなたの頭に瓶(びん)の中の香水をよく振(ふ)りかけてください。」

 

そして戸の前には金ピカの香水の瓶が置いてありました。

 

二人はその香水を、頭へぱちゃぱちゃ振りかけました。

 

ところがその香水は、どうも酢(す)のような匂(におい)がするのでした。

 

 

本は、本屋さんのように新しいく、人気のある本はありません。

情報も陳腐化しているので、あまり借りたいとも思いません。

 

でも、ほんのわずかですが、DVDとCDのコーナーがあって、ドキュメンタリーだとか、落語なんぞが置いてあるというわけです。

 

その中に、文学作品の朗読CDがいくつかあって、それで借りたというわけです。

 

 

扉の裏側には、大きな字で斯う書いてありました。

 

「いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう。お気の毒でした。  もうこれだけです。どうかからだ中に、壺の中の塩をたくさん  よくもみ込んでください。」

 

 

朗読は加藤剛。おそらくずいぶん前の録音なのでしょう。渋いです。

 

また、何か借りてこようかな。

 

おしまいend

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