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平積み大作戦

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2006年6月12日 (月)

ラストメッセージ

ちょい帰りの本屋さんで手に取った本の中で,ステキなぁーって思ったところがあったのでご紹介しますね.

題名は「大人のための幸せレッスン」
集英社新書ですね.

026761250000

著書の志村季世恵さんのことは,よく知りません.初めて聞きます.

肩書きは,「バースセラピスト」.よくわかりませんが,心理カウンセラー?さんのようです.

でも,その文章からとっても優しいひとなんだなぁーってそう思いました.

---(本文より)---

「やっぱり最期のときに言いたいメッセージはこれだな・・・」

「どんなメッセージ?」

私はYさんが横たわるベッドの隣に座り,話を聞いていました.悪性のリンパ腫を患う彼は,医師からあと2ヶ月の命と伝えられています.

Yさんには外国人の奥さんと四歳の息子さんがいて,仕事もこれからという矢先です.どれほどつらいことでしょう.

そんな状態のときに死を受け入れることなどできるわけがありません.彼は少しでも長く生きよう,治そうとがんばり,病と闘っていました.けれどどんなに生を望んでも病気は進行する一方です.その頃,彼は私を呼び,カウンセリングを求めて来ました.自分の心の安定と妻と子どもの心のケアのためです.

私の役目は,死を目前に控えて不安や恐怖を抱える人の気持ちをやわらげながら,亡くなるその日まで,何かを生み出したり,目標に向かって歩くのをサポートすることです.Yさんは現実を受け入れたいという思いと,否定する思いの間をさまよい,葛藤していました.
そんたときに,彼に質問してみたのです.

「Yさんがいつこの世を去るかは誰も知らないの.2ヶ月後かもしれないし,20年後かもしれない.でも人はいつか死ぬの.仮に今から30年後のあなたに,その死が訪れると考えてね.そのとき,これから成長していく見知らぬ幼い子供が枕元に来て『人が生きていくうえで一番大切なことは何ですか?』と尋ねられたとします.Yさんはどんなメッセージをその子どもに伝えたい?」

と.

彼はしばらくし考えていました.そして,

「やっぱり最期のときに言いたいメッセージは・・・・.幸せというものは周りが決めるのではなく,自分が決めるということ.そう,『幸せかどうかは自分が決めればいいのです』って伝えたい!」

そう答えたYさんは,澄んだ美しい表情をしていました・・・

------

 

普段,わたしたちは日常の生活にどっぷりとつかって,「あー,美味しいものが食べたい」「楽していい収入が得られたらなぁー」なんて思ってしまいますよね.現時点から将来をみると,なんかこんなふうになってしまいます.でも,上述のように,人生のゴールに着目してみると違った自分が見えるかも知れませんね.

 

---(本文より)---

皆さんも自分が死ぬときのことを,ちょっとイメージしてみてください.ひとり静かに安らかなときを迎え,不安や苦しみももう消えていて.いろいろあったけれどいい人生をすごせたなって感じているの.そのとき,ひとりの子どもがあなたのそばに来て,「これからを生きる私たちとって,生きていくうえで一番大切なことは何ですか」と尋ねたら,さてあなたはどんな<ラストメッセージ>をプレゼントするのでしょうか?

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