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平積み大作戦

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2006年2月25日 (土)

荒川選手に能管とヘーゲル?

荒川さんス・テ・キでした.

 

村主さんもがんばりましたね.

 

ミキティよくトライしたね.

 

朝の支度をしながら,テレビに向かってStanding Ovaitionしてしまいました.

 

会場の雰囲気が胸の奥に伝わってきました.ちょいウルウルきてしまいました.

 

その余韻もさめやらぬ当日の夜,久しぶりに生オケ(オーケストラ)を聴いてきました.

生オケといっても,ちょいと違っていて,メインは能楽師笛方

いままで,能楽なんてまともに聴いたこともなかったのですから.

 

とってもモダンでステキなコンサートホールなんですけど,

舞台の背におおきなパイプオルガンがあったりするのですが,

(いつのまにか)紋付袴のやさがたのオジサン?が現れていました.

 

うーん.雰囲気がびみょーです.

 

観客はみるからに中高年のおばさまが多く,和服の方もちらほら.

ここは,(隣の)国立劇場ではないぞ!?

 

何も言葉のないまま,ヴァイオリン,ベース,ギターの伴奏のもとに曲がはじまりました.

 

(感想は・・・・)とっても上手.

 

能管やら角笛やらいろんな笛を使ってました.

なんの曲かわからないけど.

 

いったん彼らが袖に退くと,こんどは黒の洋服(正装)の団体がぞろぞろと楽器を手に入ってきました(東フィルのメンバ).そして彼が入ってきました.

 

またいきなり曲がはじまりました.

 

バッハの管弦楽組曲第2番

 

バッハの曲の中でもとてもポピュラーな曲です.

ほんとは,フルートで吹くんですけど.

彼,能管で吹いてました!

 

日本の伝統の笛って,ちゃんと音階とるの難しいんですよね.

フルートみたいに,穴をちゃんと押さえるのもままならないし.

素人のわたしでも知ってますよ.

 

独特のかすれ音と,ところどころ強烈な「ピー!」という高音が天然木で囲まれたホール全体に響き渡りました.

でも,すごいのは指がちゃんとついていっているんです.しかも音程が狂わない!

 

それだけでも,すごいと思っていたのに,次がまたまたすごかったんです.

彼のオリジナル曲をフルオケに編曲した組曲((さまざまな笛の)笛協奏曲といった感じか・・・)なのですが,

はじめは,シェーンベルクを思わせるような現代音楽かなぁと思いきや,

もう日本の懐かしい旋律から,ジャズ,中近東の旋律までもうちゃんぽんなんです.

 

途中で,「笑点」のテーマがあらわれたときは,会場爆笑

 

また,いきなりヴァイオリンのソロをしていたひとが,モンゴルだか中東だかの旋律を

「◎あSHど×◇¥?・・・♪」と歌いだしてしまう始末.

 

でも,演奏のすばらしさは,もうたいへんでした.

最後は(ありがちな),アレグロのフォルテッシモで終焉でしたが,

 

演奏後しばらく拍手がなりやみません.

 

彼と,指揮者が袖にもどっては現れ,オケを立たせ,もどっては現れ,オケを立たせ,

客席にいた編曲者を舞台に上げ・・・

 

すごかった・・・本当にすごかった.

 

命題(テーゼ)と反命題(アンチテーゼ)が止揚(アウフヘーベン)して,新たな統合命題(シンテーゼ)生まれる??

 

トリノの荒川さんや,この能楽師の活躍をみてなんかテキトーに思ってしまいました.

 

官能じゃないよ.(爆)

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コメント

ゆるゆるさん、こんばんは。
わっ。
なんだか楽しそうなコンサートですねぇ……!
こういういろんなジャンルにまたがって
自由に、そしてお客さんを楽しませてくれる
演奏はすごいなぁって思います。
とくに「笑天」のテーマはすごい(笑)

ああ、私も生で音楽が聞きたくなってきました。
音が消えゆく瞬間の
空気がとても好きなんです。

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